エンジニアになりたくても、
そもそも企業が未経験から採用してくれるのか不安…
第二新卒でエンジニア転職したくても、
「社会人経験やスキルが乏しくどの企業からも受け入れられないのでは?」
「業務知識がなく自己アピールで何を伝えればいいかわからない」
といった不安を抱えている方も少なくないと思います。
しかし、近年IT業界ではエンジニアの需要が急増しており、未経験者でもエンジニアとしてのキャリアをスタートするチャンスが広がっています。
未経験採用での企業側のメリットを知っておくことで、転職活動時の自己アピールに繋がるでしょう。
今回の記事では、第二新卒でもエンジニア転職が可能な理由と、未経験者採用が進む背景について詳しく解説します。
未経験エンジニア採用の理由
1.IT人材不足による人材確保
引用:国内企業のIT投資に関する調査を実施(2021年)|矢野経済研究所
現代のデジタル化の進展に伴い、IT人材の需要は急増しています。
しかし、需要の増加に対して供給が追いついておらず、IT人材不足が深刻な課題となっています。
このような状況下で未経験エンジニアを採用することは、企業が必要な技術リソースを確保するための戦略の一つとなっています。
2.人員で稼ぐビジネススタイル
※上記画像は当サイトで独自に作成したものです。
SIer *やSES *は顧客のニーズに合わせてシステムを設計・開発・導入・運用・保守するまでの作業量に応じて収益を得るビジネススタイルです。
現時点で知識やスキルを現在持っていなくても、上司や先輩の指導のもとでプロジェクトに参画します。
このように、未経験の新人でも現場での実践を通じてSEとしての役割を果たすことができます。
SIer(System Integrator)とは、システム開発の全工程を請け負う受託開発企業のことを指します。
SES(System Engineering Service)とは、顧客のシステム開発や運用保守に自社のエンジニアを提供するサービスのことを指します。
エンジニア転職のチャンス
企業側に未経験者採用のメリットがあることで、転職できるチャンスは必ず存在します。
企業側は未経験転職者に一体何を求めているのだろう…
技術の急速な進展と学習能力の重視
現代のテクノロジーは日々進歩しており、新しい領域や技術が次々に登場しています。
この急速な変化に対応するためには、柔軟性や適応力を持つエンジニアが求められます。
新しい技術に対する興味や熱意を持ち、素早く学び、成長する能力を持っている人材が未経験でも採用されるケースが多いです。
異なる視点とイノベーションの追求
未経験者は、異なるバックグラウンドや経験を持つことが多いため、新たな視点やアイデアを提供する可能性があります。
前職での経験を活かして顧客視点で要求ヒアリングしたり、ゼロベースだからこそユーザー視点でシステムの改修支援に携わることができたりします。
企業は、多様性を重視し、異なる視点からのアプローチやイノベーションを追求することで競争力を高めようとする傾向があります。
そこで未経験者の採用は、組織に新たな刺激と創造性をもたらすことが期待されます。
トレーニングプログラムや教育の充実
企業によりますが、未経験者に対しては独自のトレーニングプログラムや教育制度を提供しているとことが多い印象を受けます。
これにより、基礎的な知識やスキルを身につけるだけでなく、実践的な経験を積むことができます。
もちろん転職前に学習しておくことは必要ですが、1人では学習しきれないチーム開発の経験やプロジェクトでの動き方等も理解することができます。
企業は、未経験者に対して十分なサポートを提供し、成長を促進することで、ポテンシャルを最大限に引き出す努力をしています。
まとめ
第二新卒でもエンジニア転職は可能です。
急速な技術の進歩やデジタルトランスフォーメーションの推進など、IT業界での需要拡大や未経験者採用の理由が存在します。
また、多様性とイノベーションの追求も未経験者採用を推進する要素です。
第二新卒の方々にとって、エンジニア転職のチャンスは広がっており、積極的にチャレンジすることが重要です。
以上が、第二新卒でも可能なエンジニア転職と未経験者採用の理由についての解説でした。
エンジニア職への転職を考えている方は、自身のポテンシャルや学習意欲をアピールし、トレーニングプログラムや研修制度を提供している企業を積極的に探してみてください。
第二新卒でも素晴らしいキャリアを築くことができるでしょう。
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